命からうまれる革

それを紡いでいくということ

自然を守る
めぐみの皮革

鹿革

日本の四季
厳しい自然を生き抜く天然の本州鹿。
その鹿からできた革は、柔らかくなめらかでとても丈夫です。
それでいて軽く、保温性が高いのも特徴です。
きめこまやかで美しい。
これほどまでに魅力のある天然の革を
もっと世の人々にしってほしい。
より身近で大事につかってほしい。
思いの詰まった信念で仕上げた一枚。
命を大切に丁寧につくり上げています。

きびしい自然を生き抜いた日本の鹿革

いただいた命をつなぎ、もっと身近に広がるように、皮革としてのあらたな命を吹き込みます。

丈夫であたたかい森の贈り物

自然を愛し共生を築く、これから先も大切な天然の資源を守り続けていくことが私たちの使命だと考えます。

永遠にのこる本物のかたち

やわらかくなめらかな特徴を活かして、デザイナーや職人がさまざまなものをつくりだします。

野生鳥獣による
農作物被害

共生

知っていますか?
野生鳥獣による農作物被害額

シカ・イノシシなどの野生鳥獣による被害は深刻化しています。
個体数が増加傾向にある野生鳥獣は、
農作物を荒らし、豊かな森林を破壊します。
その農作物や自然の被害防止のために、
捕獲した野生鳥獣を「害獣」として廃棄するのではなく、
自然の恵みである大切な資源として
有効活用していきたいという思いをこめて、
わたしたちは、鹿革を生産しています。

野生鳥獣による農作物被害額155億円

野生鳥獣による農作物被害額は
155億円(令和3年度)となっており、
全体の約7割がシカ、イノシシ、サルによるものです。

森林の被害面積は全国で年間約6,000ha

森林の被害面積は全国で年間約6,000千ha(令和2年度)で、このうちシカによる被害が約7割を占め
ています。

農山漁村に深刻な影響

鳥獣被害により、耕作放棄や離農の増加など農業の廃業が進み、さらには森林の
下層植生の消失等による土壌流出や、希少植物の食害等の被害ももたらしており、
被害額として数字に表れる以上に農山漁村に深刻な影響を及ぼしています。